はじめに、太陽光発電と蓄電池、それぞれの機器の特徴についてご紹介します。
太陽光発電の特徴
太陽光発電の大きな特徴は以下の2点です。
①環境に優しく枯渇しない
太陽光発電は太陽光をエネルギー源とするため、発電時に二酸化炭素等を排出しない非常に環境に優しい発電システムです。太陽が出ている限り発電するため、枯渇する心配のない持続可能なエネルギー源と言えます。
②非常用電源として利用可能
災害時などで停電が発生した場合でも太陽光発電を設置していれば、太陽光発電で発電した電気を使用可能です。万が一の備えとなります。
蓄電池の特徴
電気を一時的にためておく役割をするのが蓄電池です。太陽光発電で発電した電気を蓄電池にためることができるため、太陽光発電と組み合わせて使用すると太陽光発電で発電した電気をより有効に活用することができます。
自宅で発電したエネルギーを、生活スタイルに合わせて有効活用
日中に太陽光でつくった電気をご家庭で使い、使いきれなかった電気は蓄電池にためておき、発電量の少ない時間帯に使えば、家庭内でエネルギーを最大限有効活用できます。これからは、電気を「売る」から「ためて使う」がオススメです。
停電対策、災害時の備えとしてバックアップ電源に
蓄電池にためた電気は、停電時のバックアップ電源として活用できるため、災害対策として非常に有効です。家庭用蓄電池の多くは太陽光発電と併用されており、両システムを連携させることで停電時でも昼夜問わず電気を使うことが可能になります。